大人はマンガ読まないんだと思ってた。
主人公になりきるってことはもうないと思うけどね。
さすがに今、日々些末なことでヒーヒー言ってる身で地球の平和とか呪われた宿命とかは背負いたくない 笑
ところで子供の頃は大人になったら漫画なんて読まないんだと思ってた。
大人というのはいつも難しい本とか読んで難しい事を考えてるもんだと漠然と思ってた。そして子供が読んで分かるような少年漫画や少女漫画なんてどこかの時点で卒業しちゃって読まなくなるんだと。
子供の私にとってマンガというのは完全に自分の方に属するものだった。
でも全然そんなことはないですよね。
昔ハマった漫画は変わらず面白いし、最近のものも興味をそそられるものばかり。
もちろん中にはもう全然読まなくなったよ!って人もいるかもしれないけど。
(私も二十歳くらいから最近まで全く読まない時期がけっこう長くありました。)
ただ、大人になった身で漫画を読んでいると、
「すごいな、こんなセリフどうしたら思いつくのかな」とか、
「このコマのこの構図はあの名作漫画のオマージュに違いない!」とか、
「こんな綺麗な絵で毎回何ページも描けるなんてプロの人ってすごいな」とか、
内容そのものの他に、そういう本筋じゃないところを見てしまう気がする。
逆に言えば子供の頃は気づかなかったマンガのすごさに気がつくわけですけど。第一線で活躍する大人の人が一生懸命描いてるわけですからすごくないわけがない。
でも、
時間がないからその作品が本当の意味で「自分にとって」面白いかじっくり考えることができないっていうところ、あると思う。でも漠然と、なるべく「価値があるマンガ」を読みたいと思う。
面白い作品を探すのにあまり労力をかけたくないし、世間の評価も気になるので、うちの旦那さんのように『このまんががすごい』受賞作から買い漁ってみたり。笑
「そのマンガを読んでる自分」を意識するんですね。
子供の頃は少し違ったと思う。ただただその世界にどっぷりと浸かっていた。
有名でも無名でも面白いものは面白いし、そうでないものは読まない、とはっきりしてた。
だからこそ子供の頃に「これだ!」と選び、夢中になって読み、今も実家の倉庫に眠っている漫画たちは特別で愛おしいんですよね~。
子供たちが読む年齢になるまで、丁重に保存しておきたいと思います。
ところで上の絵のイラスト、資料なしで描いたよ!なかなか良く再現できた気がする!
愛の力!え?全然似てない?
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